「家」の在り方「片付け」の目的
おはようございます。
ホームオーガナイザー吉島智美です。
昨日、カウンセリングでお会いした60代のご夫婦は
仲が良くて素敵なご夫婦でした。
ユーモアがあり、お互いに尊重しあい、笑顔が絶えない
そんなご夫婦だったんです。
今回の相談は、
ご主人が定年で家にいるようになったので
お互いが快適に暮らすための
収納や家具の配置などについてご相談でした。
このご夫婦をはじめ
家族仲が良いお宅というのは
「家」にその雰囲気が投影されます。
それは、片付いている、
片付いていないという意味ではなく
居心地が良いかどうか、くつろげるかどうか、
そんな雰囲気の事です。
「家」には住んでいる人
特に「家族」がいる場合は
年齢も、価値観もバラバラな事が多々ありますから
そのエネルギーが「家」に投影されやすくなります。
部屋が雑然としていても、ゴージャスでスタイリッシュでも
住んでいる本人が居心地が良いならOKで
居心地が悪いなら問題なんです。
数こそ少ないですが、年に数回
素敵な家なのに
「なんだか自分の家なのにくつろげないんです・・・」
という相談を受けることがあります。
前回、そうした悩みを相談をされた方は
元々家族仲が良かったのに
ご主人も子供達も仕事が忙しくなりすぎて、
全くコミュニケーションが取れなくなり
そのギスギスした雰囲気を
家から感じてしまった事が理由でした。
解決方法としては、片付けだけでなく、
家族の新しコミュニケーションの取り方を伝授した事で
居心地の良い家作りのお手伝い出来ました。
あなたにとって
快適な家、好きになれる家、居心地が良い家
って、どんな「家」なんでしょう?
「家」は、自分や家族が安心して
毎日、快適に笑顔で過ごせるための場所です。
「片付け」は、自分や家族が
より良い状態を維持しやすくするための環境作り
他人と比較する必要はありません。
他人にどう思われようと
まずは、自分や家族が快適である事が大事です。
(人を呼ぶ、友人を招き入れるための準備はその次です)
家族みんなが笑顔ですごせているか?
様々なトラブルが生じても
最終的に建設的な気持ちになれ
家族みんなで乗り越えられるか?
良い「家」とは、住んでいる人を、
そんな気分にさせてくれる場所だと思います。
家の在り方
片付けの目的
改めて考えてみて欲しいです。