「持つ」ことに自問自答

おはようございます。
ホームオーガナイザー吉島智美です。

片付けの現場作業で感動することの1つに、
お客様自らが、自分の思い込みを手放し
変わる瞬間に立ち会えるという事があります

 

片付けのプロや家族に言われて
渋々手放すのと違い
自らの決断で、これまで絶対に必要と思ていたモノに
「もう要らないわ!」と「No」を突きつける瞬間です!

これは本当にすごい事です!!

 

お客様の中には、最初から、
何も悩まずに、潔く捨てられる人もいます。

お片付けが出来る人のサポートは
作業もサクサク進みますし
お互いに気持ちに余裕があるので
それはそれで楽しい作業です。

しかし、そうした人は、これまで忙しかったり
たまたま見直す時間が取れずにいただけなので
「時間が取れて良かったですね」
とは思いますが、大きな感動を受ける事はありません。

これまで、出来なかった事が出来るようになる
葛藤しながらも、壁を打ち破る
そんな場面は、ドラマや映画以上に感動するんです。

一進一退を繰り返しながら、ゆっくり進む人との作業は
ある時、本人の中で何かが弾け!
いきなり大きく進むので、本当に予想外ですワクワクします。

 

相手が、自ら思い込みを捨てられた瞬間は
大げさなようですが
部屋の「気」が変わるのを感じ鳥肌が立ちます!

私の中でも
「ああ、これからこの家は変わり始めるなぁ」
と本気で思える瞬間でもあります。

 

私は、家にまつわる事は
全て大切な行為だと考えています

 

「家選び」は、生き方の象徴
「片付け」は、過去の棚卸し
「掃除」は、自分磨き
「インテリア」は、人にどう見せたいか?といった自己プロデュース
「伝統的な年中行事の飾り付け」はアイデンティティーの確認作業

 

そう考えて、衣食住の「住」に関わる仕事についています。

 

これまでの思い込みを捨て、モノを手放すのは
これまでの過去(の一部)を捨て、
新たに自分のステージに目を向けた瞬間です。

これは絶対に必要なのか?
本当にストックは必要なのか?
無くてもなんとななるのだろうか?
これだけは捨ててはいけないのではないだろうか?

私自身も、常に自問自答を繰り返しています!

 


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