「自主性」と「主体性」の違い

おはようございます!
ホームオーガナイザーの吉島智美です。

いきなりですが「自主性」と「主体性」

みなさんは、この2つの違いが知っていますか?


ちなみに私がこの2つの違いを知ったのは
30代も半ばを過ぎてから、
それまでは、かなりいい加減に使っていました(笑)

この2つの言葉、文字も似ていますし、
使われるシチュエーションも、似たような場面で使われます。
自ら動くという意味ではどちらも同じなので
混乱しがちです。

 

「自主性」とは、
やるべき事が決まっていて
その事は、人に言われなくても、自ら行動することです。

 

「主体性」とは、
やるべき事が決まっていな状況でも
自分で考え、判断して、自ら行動することです。

決まっている事を、進んでやるというのは
基本的な事といえば、そうですが
人に言われないと、なかなか行動に移せない人が多い中
これだって素晴らしい事だと思います。

 

しかし、それ以上に
決まりが無い中で、自分で考え、判断し、行動する事は、
さらに素晴らしい事です。

決まりが無い中で行動するのは、勇気がいります。
失敗しても、他人(ルール)のせいにすることが出来ませんから
どんな結果も受け入れられる心構えが必要だからです。

 

片付けは
「自主性」「主体性」両方とも養うのに最適なトレーニングです。

なぜなら「自主性」が無いと
出したモノを戻す。
不要なモノは買わない。
モノが増えたら見直す。
といった日々の基本ルールを守るのがストレスになります。

片付けのルールは、毎日同じ事の繰り返しです。
毎回、家族に「ほら気を付けて」と言われていたら
鬱陶しくて嫌になりますよね。

 

また「主体性」が無いと、
片付けのベースを作る事が出来ません。
何を捨てて、何を残す。
いくつ残す。
どこに何を収める。
そうした事は、個人のライフスタイルや価値観で違います。
答えが無い中で、自分で答えを出していかないといけない
そうした場面が、片付けの作業にはしょっちゅう出てくるんです。

 

今の時代、ルールが無いと動けない人が増えているそうです。
なので、特に「主体性」を身に付けるのは
とても大事だと言われています。

ぜひ、そうした意味からも片付けを通して
「自主性」「主体性」を身に付け
流されない自分、自分を尊重できる自分になって欲しいです。


2018-10-24 | Posted in , 大切なモノ、人、暮らしNo Comments » 

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