誰もが最後にはいなくなる

おはようございます。
ホームオーガナイザー吉島智美です。

以前こちらのブログで
片付け上手な人には

「収納上手」と「捨て上手」な人がいて
それぞれ得意分野が違うといった内容を書きました。

その時の記事がこちら → 

その時は、イメージしやすいよう
「捨て上手」という言葉を使いましたが
多分、片付け上手な人達は
自分の事を「捨て上手」というよりも
「絞り込み上手」とか「割り切り上手」
と考えている人が多いです。

「捨てている」というよりも
「これだけあれば自分は足りる」
と、使う分量を絞り込んでいるという感覚なんです。

必要な分だけ残し、それ以外は、
捨てても、譲っても、売っても
処分方法にこだわりが無いという人も多いです。

そこで1つ問題ですが
私達は、何がどれくらいあれば事足りるのでしょうか?

当然、ライフスタイルや趣味嗜好、
家族構成、健康状態、置かれている立場
などによって必要な分量は様々です。

そのため、自分は何が、どれくらいあればこと足りるのか
単純に他人と比較するのではなく
自分で自分を客観視し、観察する必要が出てきます。

しかし、ここでまたまた問題ですが
私達は、これまで自分を客観視する必要性を
どれくらい学んできたでしょうか?

もちろん、中には
哲学的な考え方を持った両親や
自己分析の大切さを知っている身内に囲まれて育った人も
いるかもしれませんが、それはやはり少数派だと思います。

私なんて、子供の頃「自己分析」と言えるのは
両親や先生に叱られた時に
「少しは反省しなさい!!」
と、ガミガミ言われた程度です。

見た目は多少落ち込んでいても
内心は大して反省してないので
とっとも客観視なんてできていませんでした(苦笑)

そんな私が、収納(管理する)ではなく
絞り込む(捨てる)方法での片付けを真剣に考えた時
真っ先に考えた事は、

誰もが、必ず最後にはいなくなる!

という事です。

人間は生まれた瞬間から死に向かって生きはじめる。

と言ったのは、
『鬼平犯科帳』などの時代小説で有名な作家池上正太郎さんです。

池上正太郎さんが言われたように
人は必ず「死」を迎えます。

だから、あまり欲張って、あれも、これも欲しい!
なんな状況にも、こんな状況にも備えたい!
というのは、ちょっと笑えませんか?

先を読む事も、備える事も大事ですが
そればかりに気を取られても
どこまで生きるかは、誰にも分かりません。

それであれば、先読みも、備えもほどほどにして
「今」を楽しむ事、「今」出来る事に
意識を向けるのも大切な事だと思います。


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