「過去」のトリセツ

おはようございます。
ホームオーガナイザー吉島智美です。

昨日は、東日本大震災から7年の追悼イベントが
あちこちで行われました。
でもその反面、年々その記憶は薄らいでいます。

私自身も昨日は、
午前中こそは、自宅近くの神社にお参りしましたが
午後からは、久しぶりに主人とお出かけ
夫婦で一般的な休日を満喫しました。

福島出身で、身内や友人が
震災の影響を受けた私ですらそんなです。

人の記憶から悲しい記憶が薄れていくのを
どうのこうの言う資格はありません。

 

しかし、言い訳に聞こえるかも知れませんが
古い記憶が薄れていく
それは時にとても大切な事だとも思っています。

悲しい記憶、悔しい記憶、辛い記憶
そんな記憶ばかりが、今の自分をしめていると
幸せに暮らすことが出来なくなるからです。

私の片付けの現場では「過去」のモノ、
例えば、不要になったモノ、思い出の品
そうしたモノの取り扱いには
次の2つのポイントを重視しています。

 

その「過去(のモノ)」が、今のあなたに・・・

①「感謝」の気持ちを思い出させてくれているか?

②未来への教訓となり、これからの戦略を与えてくれているか?

 

「過去(のモノ)」を振り返り
「感謝」と「これからの戦略」につながらないなら
それは思いきって手放すべきです。

そうしないと、これからの自分が幸せになれない!

 

とても悲しい事ですが、過去は変えられない。
そして、大変つらいことですが、
人は生きている限り前に進むしかない。

「過去」は
後悔し、懐かしんで、過去にい続けるためにあるんじゃない

「過去」は

今と未来に強く生きるための、糧になるためにあるんです。

 

ちなみに、東日本大震災は、
私に様々な「感謝」の気持ちを教えてくれました。

例えば、生きている事への感謝
「いつも通り」という日常への感謝
故郷を思う人達とのつながっていられる事への感謝
などたくさんあります。

そして、多くの未来への生きる戦略となる教訓も・・・

例えば、非常用備品の備蓄も
日常生活の延長「ローリングストック」方式で
行うようになったのも震災後からです。

元々家は片づいていいましたが
震災後は、なぜモノを持つのか?
その意味をもっと深い考えるようになりました。

近所付き合いも大切だと実感したのも震災後です。

日常の中でそうした気持ちが薄れだした時
必ず、東日本大震災を思い出すようにしています。

「過去」を思い出すことで、モノの持ち方
生き方、人付き合いが初心に戻れる。

 

毎年、3月11日に震災を思い出すことも大切ですが
日々の生活の中で、「過去」を思い出し
今と未来の生活に役立ててください。

それが吉島流、「過去」のトリセツです。


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