「いつお客様が来ても良い」とは!

「いつお客様が来ても良い」

そう思える家というと、たいていは
常にスッキリ、きれいで完璧な家を思い浮かべると思います。

だって、お客様を呼ぶというと多くの人はとりあえず

「片づけなくちゃ!」
「掃除をしなきゃ!」

という行動をしますものね(^^)

でも、私の母はそこまで完璧を目指していません。

私からみると、よくこれでお客様を呼べるなぁと思う状態でも

「散らかっているけど、どうぞ、どうぞ」

といってお客様の目の前で
テーブルや床のモノをザザザッと隅に寄せたり
とりあえずといって隣の部屋に放り込みます。

92f21bb80169abc5077f689232dc6ffb_s

子供の頃は、そんな母を
みっともないなぁと、恥ずかしく思ったり
だらしないなあと、小ばかにしたりしていました。

でも、大人になり、自営業として
人と人のつながりの大切さをより実感し始めてからは
そんな母を心から尊敬するようになりました。

だって、本人はそんな状態を恥ずかしいと思うよりも
人を招き入れて、一緒に楽しく話をしたり
お茶を飲んだりする時間の方が
ずっと大切だと思っているんでよ!

実際に70歳を過ぎた年齢ですが
同じ年齢のおばちゃん達から
私や妹の友人、果ては孫の友達からも

「オバチャン!」
「〇〇ちゃんちのバアバ」

と慕われています。
そして、常に

「これ、修学旅行のお土産!」
「この漬物、私が漬けたの食べてみて」
「おばちゃん膝が痛いっていってたでしょう。このシップ効くよ」

などと言っていろいろ持ってきてくれます。

私からみたら人間関係の達人レベルです(笑)

当然、モノがあふれてスッキリしない家ですが
いつも人が出入りし、笑顔があふれている家です。

もちろん、個人的には探し物が無くて
欲しいモノが、欲しい時に出せる家が好きですが、
母のような生き方も、今ではとっても大好きです。


関連記事

Comment





Comment

ドット

CAPTCHA


無料メルマガ登録
吉島智美の暮らし方カウンセリング
お問い合わせ