「共存」と「依存」の違い
おはようございます。
ホームオーガナイザー吉島智美です。
みなさんは「共存」と「依存」の違いを知っていますか?
「共存」とは読んで字のごとし
2つ以上のものが、共に生存、存在することです。
「依存」は他のモノに頼って存在する、または生活することです。
前者が、お互いの存在を受け入れ
どこか対等性があるのに対して
後者は、自分で努力せず相手に寄りかかり
それがなくては生きていけない状態になっています。
心理学では、行為や思考のコントロール障害
といわれることもあるそうです。
人は、自分一人で出来ることなんて限られています
だから、他人やモノ、組織、などに頼ります。
なので、頼る事はいけない事ではありません。
でも、頼る事で良い方向にむかうか
それとも、悪い方向に向かうかで
「共存」なのか「依存」なのか決まると思います。
暮らしに例えると
食洗器に頼る事で
自分の時間や家族と過ごす時間が出来て
より生活を充実させている人がいたとします。
食洗器と上手く共存している人は、
万が一食洗器が無くなっても
不便に感じる事はあっても、パニックになることはありません。
自分で洗えば良いかと気持ちを切り替えることができます。
しかし、食洗器に依存している人は
食洗器が無くなったら、とたんに生活できない!とパニックになります。
食洗器どこきでパニックを思われる方は
「冷蔵庫だったら?」
「洗濯機だったら?」
「携帯電話だったら?」
と対象をより身近なモノに置き換えてみてください。
私達は知らず、知らずのうちに
多くのモノに「依存」して生きています。
しかし、どれも所詮モノです。
確かに不便な生活にはなるでしょうが
早急に生死にかかわる事ではありません。
いきなりは難しくても
少しずつ、無いとパニックという依存対象を減らし
あれば便利と思える共存対象にしていきましょう。
依存対象に、行為や思考をコントロールされるのではなく
自分を知っかりと持ち、どんな時でも
気持ちを上手に切り替えられる暮らしたいですね。
それが、上手に共存できるということです。
ちなみに、仕事で会社やクリニックを経営している
人達にお会いする機会が多いのですが
上手に組織を運営してい人ほど
「共存共栄」という言葉が好きです(笑)
一緒に生き、一緒に栄える
社会全体がそんな環境になると良いなあと思っています。
なので、まずは小さな1歩を
みなさんのご家庭から始めてみてください。