片付けサービスに大事なのは、寄り添う気持ち
おはようございます。
ホームオーガナイザーの吉島智美です。
私が片付けのプロになったのは
建築士として住宅の設計をしていた際
お客さまに収納計画や家事動線のアドバイスのついでに
片付け方や、モノの持ち方に関するアドバイスをしたのが
大きなきっかけでした。
しかし、なぜそれが出来たかというと
やはり子供の頃から片付けが大好きだったからです。
それだけ聞くと
「ああ、好きな事を仕事にされたんですね」
という話で終わってしまいます。
でも、仕事に出来た事と仕事が取れる事は違います。
仕事が取れるようになったのは
片付けが苦手な人の気持ちに
いち早く気づいたからだと思います。
自分が得意だと、なぜ相手が出来ないのか気付きにくいです。
頭では理解していても、心が理解できていないんですね。
たまたま、私は片付けは得意でしたが
それ以外の事、例えば勉強もスポーツも苦手ですし
歌も、絵もセンスが無い
見た目にも、特別美しいわけでも
スタイルが良いわけでもない
10人並みとは、まさに私のためにある言葉!
と思うほど、花が無いわけです(笑)
だから、片付けられない人の
悲しい、悔しい、辛い、逃げ出したい、ムカつく、嫌になる
そんな気持ちが痛いほど理解できました。
多分、片付けに限らず
勉強でもスポーツでも、仕事、遊び、
全てにおいて、出来る人じゃないと
人に教える、伝えるという事は出来ません。
でも、出来る人になると
出来ない人の気持ちを忘れてしまう。
それが普通です。
私も、うっかりすると未だに忘れてしまいます。
寄り添う事って難しいけど
寄り添えるから、お仕事が頂けているんだと思います。
関連記事
Comment